「家を売りたいけれど、売れるまで住み続けても大丈夫?」
「住みながら内覧してもらうのは大変そう…」
不動産売却を考え始めたとき、このような疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。
結論からいうと、現在住んでいる家でも売却できます。
先に新居を購入したり、賃貸住宅へ引っ越したりする必要はありません。
ただし、住みながら売却する場合は、内覧への対応・室内の片付け・生活スケジュールとの調整など、空き家とは違った準備が必要です。
今回は、西宮市で不動産売却を検討している方に向けて、住みながら家を売却するメリットと注意点、内覧前に準備しておきたいことをわかりやすく解説します。
住みながら家を売却することはできる?
現在居住している戸建てやマンションでも、売却活動を進めることはできます。
実際に住み替えでは、今の家に住みながら売却活動を行い、売買契約や引渡しの時期に合わせて新居へ移る方法があります。
住みながら売却する場合のイメージ
① 不動産会社へ査定を依頼
② 売り出し価格を決める
③ 現在の家に住みながら販売開始
④ 購入希望者の内覧に対応
⑤ 売買契約
⑥ 引っ越し
⑦ 買主へ物件を引き渡す
ただし、売買契約から引渡しまでのスケジュールは取引ごとに異なります。新居への引っ越し時期も含め、不動産会社と早めに相談しておくことが大切です。
住みながら家を売却するメリット
① 先に引っ越す費用を抑えやすい
売却前に引っ越す場合、新居の住宅費と現在の家の住宅ローンなどが重なることがあります。
住みながら売却できれば、売却活動のためだけに仮住まいを用意する必要がなく、住み替えに伴う費用負担を抑えやすくなります。
② 売却代金を新居購入の資金計画に組み込みやすい
現在の家を売却して得られる資金を、新居購入に充てたい方もいるでしょう。
先に現在の家の売却を進めることで、売却価格や住宅ローンの残債などを踏まえて、次の住まいの予算を考えやすくなる場合があります。
③ 実際の暮らし方を購入希望者に伝えられる
居住中だからこそ、購入希望者から質問されたときに、実際に暮らしている人の目線で説明できることがあります。
例えばこんな情報です。
・日当たりや風通し
・収納の使い勝手
・周辺の買い物環境
・通勤や通学のしやすさ
・近隣の生活環境
広告だけでは分からない生活情報は、購入希望者が暮らしをイメージする材料になります。
住みながら売却するときの注意点
① 内覧の予定に合わせる必要がある
居住中の売却で大きなポイントになるのが内覧です。
購入希望者から内覧希望が入った場合、売主側の予定と調整する必要があります。
特に土日祝日は内覧希望が入ることもあるため、売却期間中はある程度スケジュールに余裕を持っておくと対応しやすくなります。
② 室内を見られることになる
住みながら売却する場合、普段生活している室内を購入希望者に見てもらうことになります。
抵抗を感じる方もいるかもしれませんが、すべてをモデルルームのようにする必要はありません。
購入希望者が家の広さや状態を確認しやすいように、できる範囲で整理しておくことが大切です。
③ 売却期間が読みにくい
不動産は、売り出してすぐに買主が決まるとは限りません。
そのため、「○月には必ず売れる」と決めつけて引っ越しや新居購入の予定を組むのではなく、ある程度余裕を持った計画を立てることが重要です。
住み替えでは「売却」と「購入」のスケジュール管理が重要です。
現在の家の売却、新居探し、住宅ローン、引っ越し、物件の引渡しまでを一つの流れとして考えましょう。
内覧前にやっておきたい5つのこと
① 玄関を整理する
玄関は購入希望者が最初に見る室内空間です。
出している靴を減らし、できるだけすっきりした状態にしておきましょう。
② 水回りを清潔にする
キッチン・浴室・洗面室・トイレなどの水回りは、購入希望者が気にする場所のひとつです。
大掛かりなリフォームをするという意味ではなく、通常の掃除で清潔感を整えておきましょう。
③ 荷物を少し減らす
家具や荷物が多いと、実際の面積より部屋が狭く感じられることがあります。
使っていない物を整理するだけでも、室内の印象が変わることがあります。
④ 明るさと換気を意識する
内覧前にはカーテンを開け、必要に応じて照明をつけておきます。
また、事前に換気をしておくと、購入希望者を迎えやすい状態になります。
⑤ 貴重品や個人情報を片付ける
内覧時には、通帳・現金・貴金属などの貴重品だけでなく、郵便物や学校関係の書類など、個人情報が分かるものも見えない場所へ片付けておきましょう。
内覧前の簡単チェック
□ 玄関はすっきりしている?
□ 水回りは清潔?
□ 床に荷物が多くない?
□ カーテンを開けた?
□ 換気をした?
□ 貴重品・個人情報を片付けた?
住みながら売る?先に引っ越す?
どちらが正解というわけではありません。
資金計画や家族構成、新居の状況、売却を急いでいるかどうかなどによって適した方法は変わります。
住みながら売却が向いているケース
・仮住まいの費用をできるだけ抑えたい
・売却代金を新居購入に充てたい
・売却を急ぎすぎず進めたい
先に引っ越すことを検討したいケース
・内覧対応が難しい
・荷物が多く室内を見せにくい
・すでに新居が決まっている
住み替えの場合は、現在の家だけでなく「次の住まいまで含めた資金とスケジュール」を考えて売却方法を決めることが大切です。
よくある質問
Q1. 住んでいる家でも査定してもらえる?
はい。居住中でも査定を依頼できます。
訪問査定だからといって、家中を完璧に片付けておく必要はありません。
Q2. 内覧のたびに家を空ける必要はある?
必ずしも売主が外出しなければならないわけではありません。
内覧時の対応については、事前に担当する不動産会社と相談しておきましょう。
Q3. 内覧のときはどこまで掃除すればいい?
モデルルームのようにする必要はありません。
玄関、水回り、LDKなどを中心に整理し、購入希望者が物件そのものを見やすい状態を意識しましょう。
Q4. 子どもやペットがいても住みながら売却できる?
売却することは可能です。
ただし内覧時の対応方法や時間帯について、家族の生活リズムも考えながら不動産会社と相談しておくと進めやすくなります。
Q5. 家が売れてから引っ越し先を探しても大丈夫?
可能ですが、売買契約後は引渡しまでの期限があります。
売却活動と並行して新居の候補を探すなど、早めに準備しておくと安心です。
Q6. 住みながら売ると売却価格が安くなる?
居住中であることだけを理由に、売却価格が決まるわけではありません。
立地、築年数、建物の状態、市場の状況、競合物件など、さまざまな条件を踏まえて売却価格を考えます。
Q7. 住宅ローンが残っていても住みながら売却できる?
住宅ローンが残っている家でも売却を進めることはできます。
ただし、通常は引渡しまでに抵当権を抹消できるよう、住宅ローン残高と売却代金、自己資金などを確認して資金計画を立てる必要があります。
まとめ|住みながらの売却はスケジュール管理がポイント
住みながら家を売却するときのポイント
① 居住中でも売却活動はできる
② 仮住まいなどの負担を抑えやすい
③ 内覧に対応できる予定を確保する
④ 室内は「完璧」より整理・清潔感を意識する
⑤ 貴重品や個人情報は片付ける
⑥ 新居探しも並行して考える
⑦ 売却・購入・引っ越し・引渡しを一つの計画として考える
住みながら家を売却する方法には、費用面や資金計画の立てやすさなどのメリットがある一方、内覧への対応や引っ越し時期の調整も必要になります。
特に住み替えを伴う場合は、売却だけを考えるのではなく、「いつ売るか」「いつ買うか」「いつ引っ越すか」まで含めて計画することが大切です。
西宮市で住みながら家を売却したい方は、現在の住宅ローンや新居の希望時期なども含めて、不動産会社へ相談してみましょう。
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