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【2026年版】西宮市で雨漏りのある家は売却できる?売り方と売主が知っておきたい注意点

「雨漏りしている家でも売却できるの?」と心配される売主の方は少なくありません。

雨漏りがあるからといって、必ず修理してからでなければ売却できないわけではありません。ただし、雨漏りの事実を把握している場合は、売却前に不動産会社へ伝え、物件の状態や契約条件を整理しておくことが重要です。

先に結論

雨漏りのある家でも売却は可能です。

主な売り方として、

① 修理してから売る

② 雨漏りがあることを伝えて現状のまま売る

③ 不動産会社の買取を検討する

などがあります。

大切なのは、雨漏りを隠して売るのではなく、把握している状況を正確に伝えたうえで売却方法を選ぶことです。

今回は、西宮市で雨漏りのある戸建てなどの売却を検討している方に向けて、売却方法や修理するかどうかの判断、売主が注意したいポイントをわかりやすく解説します。

目次

雨漏りのある家でも売却できる?

雨漏りがあっても、不動産を売却することは可能です。

中古住宅は築年数や建物の状態がそれぞれ異なるため、雨漏りや設備の故障、経年劣化などがある物件も売買されています。

ただし、雨漏りがある場合は「雨漏りがある家」という状態を踏まえて、価格や売却条件、修理の必要性などを検討することになります。

雨漏りのある家の主な3つの売り方

雨漏りが見つかったからといって、すぐに修理工事を依頼する必要があるとは限りません。

物件の状態や築年数、売却価格などを考えながら、主に次の3つの方法を検討します。

① 雨漏りを修理してから売却する

一つ目は、雨漏りの原因を調査し、必要な修理をしてから売却する方法です。

雨漏りが解消されていることで、買主が物件を検討しやすくなる可能性があります。

ただし、修理費用をかけたからといって、その費用をそのまま売却価格に上乗せできるとは限りません。

修理前に確認したいこと

□ 雨漏りの原因

□ 修理が必要な範囲

□ 修理費用

□ 建物の築年数・状態

□ 修理した場合の売却への影響

□ 現状のまま売った場合の査定価格

高額な工事になる場合は、修理を決める前に不動産会社へ相談し、売却方法とあわせて検討するのがおすすめです。

② 雨漏りがある状態のまま売却する

雨漏りを修理せず、現状のまま売却する方法もあります。

例えば、築年数が古く、買主が購入後に大規模なリフォームを予定している物件では、売主側で先に修理することが必ずしも最適とは限りません。

その場合は、雨漏りがあることや把握している状況を買主へ伝え、価格や契約条件などに反映して売却を進めます。

③ 不動産会社の買取を検討する

雨漏りの程度が大きい場合や、建物全体の老朽化が進んでいる場合などは、不動産会社による買取を検討する方法もあります。

買取では、不動産会社が物件の状態を確認したうえで購入するため、一般の買主を探す仲介売却とは売却の進め方が異なります。

一方で、一般的には仲介で市場に売り出す場合と比べて価格が低くなる可能性があります。

「できるだけ高く売りたい」のか「修理せず早めに売りたい」のかによっても、適した方法は変わります。

雨漏りは買主へ伝える必要がある?

売主が雨漏りを把握している場合は、自己判断で隠さず、不動産会社へ伝えることが大切です。

国土交通省が示している告知書の記載事項例にも「雨漏り」が含まれており、天井からの雨漏りだけでなく、外壁やサッシ取付部分などからの吹き込みやシミについても確認項目とされています。

こんな場合も不動産会社へ伝えましょう

□ 現在雨漏りしている

□ 雨の日だけ水が入る

□ 天井や壁に雨漏りと思われるシミがある

□ 過去に雨漏りしたことがある

□ 過去に雨漏り修理をしている

□ 原因は分からないが水濡れの跡がある

修理済みの雨漏りも伝えた方がいい?

「昔雨漏りしたけれど修理済みだから、もう言わなくてもいい?」と迷うケースもあります。

この場合も、売主だけで「伝えなくてよい」と判断するのは避けましょう。

過去に雨漏りがあり修理したことを把握しているのであれば、その事実や修理内容を不動産会社へ伝え、物件状況報告書などへの記載方法を確認するのが安心です。

残っていれば準備しておきたい資料

・雨漏り修理の見積書・請求書

・工事内容が分かる資料

・修理前後の写真

・施工会社の資料

・保証書

・過去の点検記録

雨漏りを隠して売るのは避けよう

「雨漏りを伝えると売れなくなるのでは?」と心配になるかもしれません。

しかし、売却後に買主が雨漏りを発見し、「契約時に聞いていなかった」ということになると、トラブルにつながる可能性があります。

現在の民法では、引き渡された不動産が契約内容に適合しているかどうかが重要になります。

そのため、雨漏りの有無だけではなく、雨漏りについて何を伝え、どのような状態の不動産として契約したのかを明確にしておくことが重要です。

物件状況報告書(告知書)をしっかり確認する

雨漏りなど、売主が把握している物件の状態については、物件状況報告書(告知書)などを使って買主へ伝えることがあります。

不動産会社任せにするのではなく、売主自身も内容を確認し、把握していることをできるだけ正確に記入しましょう。

特に「有・無」だけでは説明しにくい場合は、発生した場所や時期、修理履歴などについて不動産会社へ相談します。

雨漏りの原因が分からない場合は?

天井にシミがあるからといって、売主自身で原因を断定する必要はありません。

屋根からの雨漏りなのか、外壁やサッシ周辺からの浸水なのか、別の原因なのか分からないこともあります。

分からない場合のポイント

「雨漏りではないと思う」と推測して処理するのではなく、

「この場所に水濡れ・シミがあるが、原因は確認できていない」

など、把握している事実を不動産会社へ伝えましょう。

売却前にインスペクションをした方がいい?

雨漏りの程度や建物の状態によっては、建物状況調査(インスペクション)などを検討する方法もあります。

建物の状態を確認することで、売却前に修理するのか、現状のまま売るのかを判断する材料になる場合があります。

ただし、インスペクションを行ったからといって、建物のすべての不具合が発見できることや、売主の責任が自動的になくなることが保証されるものではありません。

雨漏りのある家は査定価格が下がる?

雨漏りがある場合、修理費用や建物の状態などが査定価格に影響する可能性があります。

ただし、「雨漏りがあるから一律に○万円下がる」というものではありません。

築年数、雨漏りの程度、修理の必要性、土地の価値、立地、建物を利用するのか解体を前提とするのかなどによって判断は変わります。

そのため、修理前の状態で一度査定を受け、修理費用と売却価格への影響を比較してから判断する方法もあります。

雨漏りのある家を売るときの流れ

基本的な流れ

① 雨漏りの場所・状況を確認する

↓

② 過去の修理履歴・資料を整理する

↓

③ 不動産会社へ雨漏りについて伝える

↓

④ 現状で査定してもらう

↓

⑤ 修理する・現状で売る・買取などを比較する

↓

⑥ 売却方法を決める

↓

⑦ 物件状況報告書などに適切に反映する

↓

⑧ 契約内容を確認して売買契約・引渡しへ

売主が確認しておきたい7つのポイント

雨漏りのある家の売却チェックリスト

① 雨漏りの場所・程度を確認する

② 過去の雨漏り・修理履歴を整理する

③ 修理前に不動産会社へ相談する

④ 現状での査定価格を確認する

⑤ 修理費用と売却への効果を比較する

⑥ 雨漏りを自己判断で隠さない

⑦ 物件状況報告書・契約内容を確認する

よくある質問

Q1. 雨漏りがあっても、そのまま売却できますか?

売却は可能です。

雨漏りの状態を把握している場合は不動産会社へ伝え、現状で売却するのか、修理してから売却するのかを検討しましょう。

Q2. 雨漏りは必ず修理してから売らないといけない?

必ず修理してから売却しなければならないとは限りません。

築年数や修理費用、買主がリフォームを予定しているかなどによっても適した方法は変わります。高額な修理をする前に、不動産会社へ相談するのがおすすめです。

Q3. 10年前に雨漏りして修理済みです。それも伝える?

「昔のことだから伝えなくていい」と自己判断せず、不動産会社へ伝えておきましょう。

修理時期や工事内容が分かる資料があれば、あわせて確認してもらうとスムーズです。

Q4. 天井にシミがありますが雨漏りか分かりません。

原因を売主自身で断定する必要はありません。

「シミがあるが原因は分からない」など、現在把握している状況を不動産会社へ伝え、必要に応じて調査を検討しましょう。

Q5. 雨漏りがあると買取しかできませんか?

買取しかできないわけではありません。

仲介で現状のまま売却できるケースもあります。仲介・修理後の売却・買取それぞれの価格や条件を比較して判断しましょう。

Q6. 雨漏りを伝えると売れなくなりませんか?

雨漏りがあることで購入を見送る方はいるかもしれませんが、雨漏りがある物件でも価格や条件に納得して購入する方はいます。

把握している事実を隠すのではなく、物件の状態を適切に伝えたうえで販売することが、売却後のトラブル防止にもつながります。

まとめ|雨漏りがあっても売却方法はあります

この記事のポイント

① 雨漏りのある家でも売却できる

② 修理してから売る方法だけではない

③ 現状のまま仲介で売却する方法もある

④ 不動産会社の買取も選択肢になる

⑤ 修理前に査定・相談する

⑥ 過去の雨漏りや修理履歴も伝える

⑦ 物件状況報告書や契約内容をしっかり確認する

雨漏りが見つかると、「修理しないと売れない」と考えてしまいがちですが、物件によって最適な売却方法は異なります。

修理費用をかける前に、現在の状態でどのくらいの査定になるのか、現状売却と修理後の売却ではどちらが適しているのかを比較することが大切です。

そして、売主が把握している雨漏りについては正確に伝え、契約内容に適切に反映しておきましょう。

西宮市で雨漏りのある戸建てや古い住宅の売却にお困りの方は、修理を決める前に不動産会社へ相談し、物件に合った売却方法を検討してみてください。

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この記事を書いた人

西宮市を中心に、不動産売却・相続不動産・空き家のご相談を承っています。不動産業歴35年以上。宅地建物取引士・相続診断士として、これまでの経験を活かしながら、お客様一人ひとりの状況に寄り添った分かりやすく丁寧なご提案を大切にしています。事務所では看板犬のレンも一緒に、皆さまをお迎えしています。

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